ICT 化の進展が企業の業績と雇用に及ぼす影響の実証研究:企業の ICT 利活用状況に関するアンケート調査に基づくロジット・モデル分析

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書誌事項

タイトル別名
  • An empirical study of ICT utilization for improving business performance and job creation : Evidence from logit model analysis based on company survey data
  • ICTカ ノ シンテン ガ キギョウ ノ ギョウセキ ト コヨウ ニ オヨボス エイキョウ ノ ジッショウ ケンキュウ : キギョウ ノ ICT リ カツヨウ ジョウキョウ ニ カンスル アンケート チョウサ ニ モトズク ロジット ・ モデル ブンセキ

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抄録

本稿では、2014年3月に実施した企業のICT利活用状況に関するアンケート調査(有効回答4,016)をもとに、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)化の進展度、ICT導入に伴う企業改革の実施状況、企業の業績や雇用への影響について分析を行った。ICT化の進展に伴う改革を熱心に行った企業ほど、売上高、営業利益、雇用を増加させていることが確認された。また、雇用への影響を掘り下げると、ICT化の進展度が低い段階では、雇用の増加と減少の両面に影響があるものの、ICT化の進展度が増すにつれて、雇用の減少傾向が弱まり、雇用を一段と増加させる傾向が観察された。

収録刊行物

  • InfoCom Review

    InfoCom Review (67), 17-33, 2016-07-29

    情報通信総合研究所

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