動きのヒントのある歌詞付き音楽を用いた振付について

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  • A Study on Choreography Using Music which Contains Lyrics with Hints of Movement

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抄録

高校生ダンス部員29名を対象に、動作、方向、オノマトペなどの動きのヒントとなる歌詞の入った音楽を聴いてもらい、それに合わせて自由に振付を考えてもらった。出てきた振付をそのフレーズごとに分類したところ、「回って」では3つの軸のうち、ほとんどの者が垂直軸であったが、1年生に比べ2年生では前額軸や「その他」の割合が大きい傾向が見られた。2回出てくるフレーズにおける動きのバリエーションを比べても、やはり2年生の方が異なる動きをする割合が大きい傾向にあった。高校入学までにダンス経験のある者は、各々得意なジャンルの振付を入れることが多く、またダンス未経験の者は独創的な動きを入れることが多い傾向にあった。またオノマトペ部分では同じ動きや似ている動きが出やすいことがわかった。

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