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- 中野, 伸彦
- 山口大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The meaning of “Kamitsukuyôni”
- カミツク ヨウニ ノ イミ
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説明
芥川龍之介作の「羅生門」の中に、下人の老婆に対する発言に関して、「嚙みつくように」という表現が用いられているところがある。現代語の「嚙みつくように」は、他に対して攻撃的な様子を表す表現として用いられることが一般的かと思われるが、近代の「嚙みつくように」は、現代語とは異なる意味を表していたと考えられる。本稿では、近代の「嚙みつくように」の用例をもとに、かつては、「相手としっかりつながるようにする様子」を表す喩えとして用いられていたのではないかということを述べるものである。あわせて、比較的最近においても、近代と同様な意味で「嚙みつく」という比喩が用いられた例があることについても述べる。
収録刊行物
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- 山口大学教育学部研究論叢
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山口大学教育学部研究論叢 73 169-174, 2024-01-31
山口大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299306989300736
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- NII書誌ID
- AA12810513
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- NDL書誌ID
- 033441046
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- ISSN
- 24333670
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL