機械学習を用いた空中写真からの道路浸水被害箇所の特定
書誌事項
- タイトル別名
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- Identification of flooded roads from aerial photographs using machine learning techniques
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抄録
近年,大規模な水害による道路の浸水被害が多発しており,道路の被害状況を早期に把握できれば復旧活動の迅速化において有意であると考えられる.これまで行なわれてきた衛星画像や空中写真からの浸水道路の判別は熟練者が行なっており,これらの作業の自動化が期待されている.自動化については,従来のコンピュータを用いた解析手法もあるが,近年,AIによる手法が試みられている.本研究は,災害発生後の空中写真から道路の浸水被害箇所を迅速かつ自動的に特定することを目的とし,AI技術の導入を試みた.ResNet34を使用してセマンティックセグメンテーションを行い,画像中の浸水道路を判別した.その結果,浸水道路と併せて浸水していない道路も同時に学習させることによって,浸水道路の判別精度が向上することが明らかとなった. Keywords: 深層学習,ResNet,Segmentation,空中写真
収録刊行物
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- 千葉科学大学紀要
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千葉科学大学紀要 (17), 58-65, 2024-03-28
千葉科学大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299673794687360
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- NII書誌ID
- AA1230240X
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- ISSN
- 24362565
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB