小学校家庭科「生活を豊かにするための布を用いた製作」における教員の個に応じた指導の実態把握

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  • Understanding the Actual Conditions of Teachers' Individualized Guidance in Elementary School Home Economics "Making with Fabrics to Enrich Lives"

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抄録

小学校家庭科「生活を豊かにするための布を用いた製作」において、通常学級の中で家庭科担当教員がどのような支援や配慮を行い、授業のねらいを達成しようとしているか明らかにすることを本研究の目的とする。通常学級の中で家庭科担当教員がどのような支援や配慮を行い、授業のねらいを達成しようとしているかを明らかにするために授業観察と教員へのインタビューを行った。結果として、個に応じた指導の特徴として、〈提示〉、〈指示〉、〈発問〉、〈確認〉、〈ICT の活用〉、〈個別指導〉、〈協働的な学び〉の7個の大カテゴリー及び25個の小カテゴリーに分けることができた。教員は、計画や準備、しるし付けなどのあらゆる製作過程やその過程で行われる授業の流れ全体を通して、それぞれの場面で、どの支援が適しているのか、などを常に判断しながら指導を行っていることが明らかになった。

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