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- タイトル別名
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- Inter-strain Variation in Morphological Features of ʻKaida kabuʼ, a Local Turnip Variety of Nagano Prefecture, Japan
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抄録
長野県在来カブ品種‘開田蕪’の自家採種種子から開田高原全域を網羅するよう22系統を選出し栽培を行い,そのうち19系統について各系統最大10個体供試し,12項目について形態調査を行った.その結果,‘開田蕪’は幅広い系統間変異を有しており,高い遺伝的多様性を保持していることが示唆された.これは採種農家の多さと農家間の遺伝的交流に起因するものであると考えられた.また,かつて開田高原を2別する西野地区と末川地区それぞれに異なる在来カブ系統の存在が知られており,現在はまとめて‘開田蕪’と認識され差異はないとされるが,胚軸の形態データを用いた主成分分析の結果から農家の認識と近しい差異が認められた.また,同地域内で明確に分けて採種される‘ピンク蕪’は‘開田蕪’から突然変異として色素合成機能が欠損した個体を選抜して採種して生じた可能性が示唆された.‘開田蕪’の形態的,遺伝的多様性を維持していくためには採種母本数や採種農家数を損なわないだけでなく,地域内で希少性を認識し,維持するよう取り組むことが効果的であると考えられた.
Article
信州大学農学部AFC報告 22 : 37-44, (2024)
収録刊行物
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- 信州大学農学部AFC報告
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信州大学農学部AFC報告 22 37-44, 2024-03-31
信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299682764876416
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- NII書誌ID
- AA1291835X
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- ISSN
- 24338877
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- HANDLE
- 10091/0002002079
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB