Data Dependency based Test Case Generation for BPEL Unit Testing
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説明
ウェブサービスビジネスプロセス実行言語WS-BPELで書かれたプロセスを対象とした単体テストのためのテストケースを作成する際,開発者はテスト対象に入力として送信するデータとテスト対象からの出力を検証する検証式を手作業で用意しなければならない.しかし,ウェブサービスが送受信するXMLデータは一般に複雑なため,これらのテストデータを作成するのは困難である.また,作成したテストケースが十分なのかを判断することも難しい.本稿では,テストケースの作成を支援するために,入出力データ間での依存関係を用いたテストケース生成手法を提案する.提案手法では,開発者はまずXPath式でテスト対象の入出力データ間での依存関係を記述する.次に,システムは記述された依存関係情報とWSDL文書から取得できるデータ型の情報を用いて一貫性を持つテストデータを生成する.最後に,生成されたテストデータを用いてテストケースを作成する.また,本稿では,プラットフォーム非依存な実行履歴記録手法についても述べる. BPELプロセスの実行履歴は,テストケースが十分かどうかを開発者が判断する際に有用である.提案手法を実装したシステムを実際に運用してもらい,評価実験を行った.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告
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情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告 2008-SE-159 (29), 163-170, 2008-03-17
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299693927024896
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- NII論文ID
- 110006827761
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- NII書誌ID
- AN10112981
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- HANDLE
- 11094/50134
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- NDL書誌ID
- 9457823
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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