注射準備時の安全・清潔なリキャップ法の検討
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説明
学生にとって,注射器および注射針の取扱いは難しい技術の一つで,その中でも,注射針のキャップを外す,リキャップすることがうまくできない学生が例年多く見られる.そこで,どのような方法ならば安全にかつ容易にリキャップができるかについて検討し,より安全・清潔な注射針のリキャップ法を考案した.考案したリキャップ法の手順は,実施者は利き手に注射器を持ち,反対側の手でキャップの先端を持つ.両手関節の内側を合わせ,手関節を固定した状態で両手を90度回旋し,キャップの内腔をしっかりとみる.針先がキャップに触れないように注意し,ゆっくりとかぶせるである.注射準備時に容易かつ安全にリキャップをするには,看護師の目,キャップおよび針の位置が一直線上にあることが重要であった
収録刊行物
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- 北日本看護学会誌
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北日本看護学会誌 6 (1), 5-10, 2003-12-01
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299771254112000
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- NII論文ID
- 120001025575
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- ISSN
- 1344168X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles