排尿プレイゲーム「トイレッツ」は、下部尿路機能障害の啓発に利用できるか?
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説明
高齢化に伴い、下部尿路機能障害(LUTD)を有する人が増加しているが、その多くが「歳のせい」等の理由で受診していない。(株)セガの「トイレッツ」は、既存の男性用トイレに設置する広告機能付きゲーム機で、おおよその尿量が主に表記される。その結果により多くの人が排尿を身近に感じ、受診のきっかけになる可能性があると思われる。今回、「トイレッツ」を体験した中高年男性を対象に、LUTDの啓発として有効なツールになり得る可能性があるか否かをアンケートにより調査をした。その結果、81.5%が「トイレッツを体験して排尿状態を意識した」と回答しており、「トイレッツ」にて自分の排尿を知るきっかけになり、LUTDの啓発ツールに利用できる可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 排尿障害プラクティス
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排尿障害プラクティス 20 (2), 172-177, 2012-06-01
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299771254728192
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- NII論文ID
- 120004897309
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- ISSN
- 09195750
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles