新型コロナウイルス禍の学内統合看護実習評価 : 卒後1年のインタビュー調査

Bibliographic Information

Other Title
  • シンガタ コロナウイルス カ ノ ガク ナイ トウゴウ カンゴ ジッシュウ ヒョウカ : ソツ ゴ 1ネン ノ インタビュー チョウサ

Search this article

Abstract

A大学での学内統合看護実習においてICTを活用した模擬精神患者や模擬患者家族の対応、高機能シミュレーターを用いた演習による看護技術演習を実習内容に取り入れた。本研究では学生が卒業後1年の臨床経験を経て、学内統合看護実習での演習が、臨床の現場でどのような効果をもたらし、どのようなことが有効であったかについてインタビュー調査を通して明らかにした。データの分析の結果から、35のサブカテゴリー、10のカテゴリーが抽出され、更にカテゴリーを看護の実践、自己の成長、教員の関わりの3つのコアカテゴリーに分類した。結果より臨床に近い設定での演習を行った事で、模擬患者・家族対応、看護技術演習が臨床の現場で看護の実践につながっていた。また、教員のナラティブなフィードバックが学生自身の看護の自信となり、臨床の現場で活かされていることが示唆された。

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top