Les phraséologismes pragmatiques : de la modélisation linguistique à la construction dʼun outil dʼapprent

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Abstract

日常会話には、意味やコミュニケーション機能、構成要素の並び方などにある程度の制約があり、その使用によって会話を円滑に進めるために必要な機能が活性化されるような語彙の形がたくさんある。本稿で「語用論的慣用句」と呼ぶこれらの連語句は、成人話者の語彙ストックの大部分を占めており、その使用は文法的、意味的、語用論的、または社会文化的な側面の理解に依拠している。逆説的なことに、この種の語用論的表現の言語学における扱いは最近まで言語学者の注目を引かず、母語でも外国語の授業でも語用論的慣用句を適切に教えることはほとんどない。この現状を踏まえ、本稿では、現在進行中の研究について報告し、上記の二重のパラドックスに対する具体的で実用的な解答を提供することをめざす。そのために、コンピュータ言語学と会話分析の接点にある研究手順に従い、実データを元にした語用論的慣用句の細かいモデル化に基づく学習リソースの開発について考察する。第1章では、「Phraseology」の分野に関する理論的枠組みと、本稿で目的としている語用論的慣用句の具体的な特徴について述べる。第2章では、これらの表現の習得、特にその使用において動員される能力について、また非母語話者が頻繁に遭遇する困難について論じる。第3章では、それぞれの語用論的慣用句のモデル化の手順を明確にし、学習リソースを開発するプロセスについて説明する。そして、最後に結論を述べる。

Journal

  • Media and Communication Studies

    Media and Communication Studies 77 1-37, 2024-03-29

    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院

Details 詳細情報について

  • CRID
    1050299826884033920
  • NII Book ID
    AA12286697
  • HANDLE
    2115/91478
  • ISSN
    18825303
  • Text Lang
    fr
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • IRDB

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