書誌事項
- タイトル別名
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- Examination of Philosophical Dialogue Practice for Teachers
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抄録
近年,教育現場において哲学対話の実践が行われる機会が増えている。しかし,哲学対話には 明確な定義がなく,現状,様々な実施方法が存在している。本稿は,筆者が実践している哲学対話の中 でも特に教員を対象としているものについて,ルール設定の意図や実践を報告するとともに,その意義 を検討するものである。筆者はこれまでオンライン講座や校内研修を通じて20回にわたり,教員を対象 とした哲学対話の実践を行ってきた。教員を対象とした哲学対話の意義について,本稿では以下の 2 点 について意義が示唆された。それらは,「教育現場における抽象概念の共通了解」,「教員間の関係性構 築」である。そして,哲学対話はその目的を「哲学的思考の体験」とするか「学問としての哲学の体 験」とするかによって結論の出し方が異なるが,教員対象の哲学対話においては,活動を通じて教員間 の協働に有益であることを期待し,学問としての哲学の体験,つまり納得解としての結論を出す実践が 望ましいことも示唆された。
収録刊行物
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- 心理・教育・福祉研究:紀要論文集
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心理・教育・福祉研究:紀要論文集 (23), 51-57, 2024-03-31
九州ルーテル学院大学人文学部心理臨床学科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050299826884323968
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- NII書誌ID
- AA12815120
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB