インド国内移住者の食文化にみる伝統と変容 : 西インドに移住した北、南、東インドからの移民の事例を中心に

書誌事項

タイトル別名
  • インド コクナイ イジュウシャ ノ ショク ブンカ ニ ミル デントウ ト ヘンヨウ : ニシインド ニ イジュウ シタ キタ 、 ミナミ 、 ヒガシインド カラ ノ イミン ノ ジレイ オ チュウシン ニ
  • Tradition and Change in the Food Habits of Domestic Migrants in India : A Case Study of Domestic Migrants from North, South and East India to West India

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抄録

本稿はインド国内移住者の移住先における食文化の伝統と変容を実態調査に基づき分析した論考である。実態調査は西インドへの国内移住者を対象に、半構造化インタビューの形式で、アーメダバード市で行った。調査の結果、食文化のなかで、祭日食は出身地域や自身の宗教とのつながりを意識し再確認する重要な契機となっていることが分かった。しかも、祭日食は基本的に手作りの家庭食であってこそ、信仰する神に喜んでもらえるものであり、ここに、信仰、祝祭、家庭食とアイデンティティの間の密接なつながりを確認することができた。

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