高度成長期における中等教育修了者の労働市場に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • コウド セイチョウキ ニ オケル チュウトウ キョウイク シュウリョウシャ ノ ロウドウ シジョウ ニ カンスル イチ コウサツ
  • A Study on Labors Market from Secondary School Graduates at the Period of Economic rapid Growth in Japan

この論文をさがす

抄録

高度成長期における中等教育修了者の労働市場について、1960年代後半に中卒から高卒に新規学卒就業者が入れ替わっていくこと、また集団就職の送り出し地域が変化していくこと、求人側の産業、職業構造が変化していくこと(高度化)、また高卒女子労働力の比重が大きくなっていくことなどを明らかにした。さらに、学卒労働者の地域間移動について、地方から都市部への移動だけでなく、都市からの地方への移動を含めた産業政策や地域政策など、総合的な視点から検討する必要があることについて考察した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ