アスリートにおける心理的能力パターンとマインドフルネスの関連

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  • Relationship between psychological ability patterns and mindfulness in athletes

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抄録

本研究の目的は,トップアスリートに求められる心理的能力とマインドフルネスの関連について明らかにすることとした。本研究の分析対象者は,アスリート94名(男性70名,平均年齢19.29±0.80歳,女性24名,平均年齢19.20±0.41歳)であり,J-PATEAとMAASへの回答を求めた。クラスター分析の結果,「Disciplined群」「High Psychological Ability群」「Low Psychological Ability群」「Passionate群」に分類され,High Psychological Ability群はLow Psychological Ability群およびPassionate群よりもMAAS得点が高いことが明らかになった。 本研究により,メンタルトレーニングプログラムにおける自己理解に際しては,心理的能力の測定に加えてマインドフルネスの程度を測定することで,アスリートの多面的な分析につながり,自己理解を促進できる可能性が示された。

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