関係人口に見る、関係性のゆらぎ

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タイトル別名
  • Fluctuations in Relationships Seems in Relationship Population
  • カンケイ ジンコウ ニ ミル 、 カンケイセイ ノ ユラギ

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抄録

地域への愛着は,先行研究からは「特定の地域との間の情緒的な繋がり」と定義できる。したがって,愛着という概念を通して見れば,関係人口の「関係」は定住する,しないに係りなく持つことになる。一方,特定の地域への定住の理由として「結婚」が挙げられる。結婚においては,パートナーとの関係は常時変化があるが,結婚後に住む場所がパートナーの職業や実家の所在に依拠することもあり,そこで地域との繋がりも産まれうる。このため,特定の地域との関係,すなわち「愛着」が結婚後の年数やパートナーとの関係,更に年代によっても変化する可能性を示した。そして,その変化を「ゆらぎ」と表現した。

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