第4回日本看護シミュレーションラーニング学会(JaNSSL)学術集会における交流集会報告 : これからの看護学生に届く教育方略を考える

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抄録

天理大学医療学部看護学科では,看護統合科目「看護実践能力の探求」を4年次生に配当している。これは,「既習の知識・技術・態度を統合して,自らの役割と機能を発揮し主体的に働きかける経験を通して,他者と協働し,多様な場や健康状態にある人々の健康を支援するための看護実践能力を身に付ける」ことを目的としている。具体的には,健康教育の実践と臨床判断の理解をねらいとして,2部で構成している。 今回,第4回日本看護シミュレーションラーニング学会(JaNSSL)学術集会において交流集会を企画運営し,この授業の一部をまとめて発表したところ,全国のシミュレーションラーニングに携わる臨床指導者や看護教員とディスカッションをする機会を得た。本稿は,まずはシミュレーション教育の授業設計および導入の経緯を述べ,交流集会での発表内容と質疑応答およびアンケート結果を報告し,これからの看護学生に届く教育方略について考察する。

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