適正な籾数,出穂期葉色(SPAD)値に誘導するための「新之助」の穂肥診断技術

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新潟県が開発した水稲晩生品種「新之助」には,良食味・高品質米生産のための基準として,玄米タンパク質含有率6.3%以下(水分15%換算),整粒歩合70%以上などが定められている。この食味・品質基準を満たすための生育量や収量構成要素などの目標値は定められたが,目標値に誘導するための生育診断技術は未確立である。そこで,本報告では幼穂形成期の草丈と葉色(SPAD)値から適正なm2当り籾数28.0千粒に誘導するための1回目穂肥窒素量のめやす,および2回目穂肥施用時の葉色(SPAD)値から適正な出穂期の葉色(SPAD)値34~36に誘導するための穂肥窒素量のめやすを明らかにした。

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