水滴噴霧による松かさ鱗片の乾湿運動を用いた松かさ転倒駆動手法の基礎検討

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植物には多種多様な生体機能が存在し,それらの中には植物自身が駆動するものが存在する.ヒューマン・コンピュータ・インタラクション分野において,そのような生体機能を利用して植物を駆動させる手法についての研究がされてきた.植物自身が駆動する生体機能の1つに松かさの乾湿運動がある.松かさは複数の鱗片などから構成され,鱗片は水分の吸収または乾燥により膨張や収縮をすることで運動を行う.松かさ鱗片を分解して用いる既存手法は存在するものの,松かさ本来の姿を用いた手法は存在していない.そこで,本研究では水滴を噴霧し,鱗片を駆動させることで松かさを転倒させる駆動手法の基礎検討を行なった.

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