C-AAE: 符号変調と匿名化オートエンコーダーを統合したプライバシーアウェア行動認識手法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- C-AAE: Study of Privacy-Aware Activity Recognition Methods Integrating Code Modulation and Anonymizing AutoEncoder
説明
加速度やジャイロセンサから取得できる人の行動データにはそのユーザのプライバシー情報を多く含んでいる.そのため,それらを特定しようとする外部の脅威から行動データを守る必要がある.また,プライバシー情報を守るためには,それらが推定できないような形式で利用・保存することが求められる.つまり,そのデータが利用されるアプリケーションでの機能を提供するための有用性は保ちつつ,プライバシーリスクを最小限にするためのデータ処理が求められる.そこで,本研究では,Adaptive Differential Pulse Code(ADPCM, 適応的差分パルス符号変調)とAnonymizing AutoEncoder(AAE, 匿名化オートエンコーダ)を組み合わせた行動データの匿名化手法であるCompressive-AAE(C-AAE)を提案し,実際に匿名化したデータのプライバシーリスクとアプリケーションでの有用性を評価した.結果としては先行研究のAAEと比較し,よりプライバシーリスクを抑えた上で精度を維持した行動認識を行うことに成功した.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集
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マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集 2024 348-358, 2024-06-19
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050301919497627520
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB