臨地実習指導者の達成動機と実習に対する考え方および関連要因の分析

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タイトル別名
  • リンチ ジッシュウ シドウシャ ノ タッセイ ドウキ ト ジッシュウ ニ タイスル カンガエカタ オヨビ カンレン ヨウイン ノ ブンセキ
  • Analysis of the relationship between clinical instructors’ achievement motive, related factors and ways of thinking about clinical practice of nursing students

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説明

本研究においては臨地実習において効果的な実習指導を遂行するための基礎資料とするため,臨地実習指導者の達成動機と実習に対する考え方および関連要因を分析した. 調査対象は,A 校の実習病院(2施設)の指導者152名で,回収数は133名,回収率は88%であったうち,有効回答数は106名,有効回答率は70%であった. 調査は,「臨地実習の考え方」,「達成動機(自己充実的達成動機,競争的達成動機)」について質問紙による留め置き法で調査した. その結果,1)自己充実的達成動機と経験年数との間に弱い正の相関関係が認められた(r=0.215,p<0.05).2)自己充実的達成動機は,臨地経験年数10年未満と20~30年未満との間では,10年未満が高く(ANOVA,p<0.05),3)実習の考え方の上位群と,中位群・下位群との間では,上位群で達成動機が高いことが明らかにされた(ANOVA,p<0.05).

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