学生の授業外学習を促進する授業 : 2年にわたる授業実践を通して

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タイトル別名
  • ガクセイ ノ ジュギョウガイ ガクシュウ オ ソクシン スル ジュギョウ : 2ネン ニ ワタル ジュギョウ ジッセン オ トオシテ
  • Teaching to promote students' learning outside the classroom : Throughouttwo years of teaching practice

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説明

近年の我が国の高等教育における課題の1つに、大学生の授業外学習時聞が短いという問題が挙 げられる。大学設置基準で定められている単位制度に基づけば、授業外学修を含めて、45時間で1単位 とすることが定められている。本研究は、学生の授業外学習時間に注目し、学生の授業外学習を促進す る授業を設計、効果検証を行う実践研究である。対象とした授業は、徳島大学で2011年度後期に実施 された共通教育科目「情報メディアと教育」で、昨年度から同授業において「橋本メソッド」という授 業方法を参考にして授業を実施している。本年度は、昨年度の授業実践から明らかになった改善点を踏 まえ、授業設計を行い、授業外学習を促進するための工夫を施した。その結果、昨年度の同時期の同調 査に比べ、学生の授業外学習時間が大幅に伸びていることが明らかになった。そこで、本稿では授業内 容を報告するとともに学生の授業外学習時間が伸びた要因について考察を行い、明らかにする。

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