Crisis de la década de 1690 en el Moxos jesuítico: Una reconstrucción histórica con base en un epistolario misionero de la Biblioteca Nacional del Perú

書誌事項

タイトル別名
  • イエズス会管轄下のモホス地方における 1690 年代の危機 : ペルー国立図書館の宣教師の書簡による歴史的再構成

説明

1943 年 5 月 10 日深夜,リマのペルー国立図書館(以下図書館)で大火災が 発生した。この惨事により,図書館の建物は瓦礫と化し,10 万冊以上の製本済 文献と 4 万部の手稿が灰燼に帰した。火災の被害に遭った図書館の蔵書には, イエズス会がモホス平原(現在のボリビア東部)に設立したミッションから, 宣教師がリマの上長と同僚に送った書簡のコレクションが含まれる。瓦礫と灰 のなかから回収されたこれらの書簡は現在,図書館の手稿部門の C58 と C63 と いうふたつの文書群に収められている。本論文の目的は,スペイン領アメリカ の辺境ミッションの歴史研究におけるこれらの書簡の重要性を強調することで ある。モホス・ミッションの宣教師は 1690 年代,先住民の反乱とブラジルの 民兵の侵攻に直面するが,本論文はこの危機的状況に注目する。図書館の書簡 に基づいて出来事を再構成し,先行研究の誤りを修正し,その上で,この危機 がモホス・ミッションのその後の歴史的展開に与えた影響を解明する。

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