Disease-specific utility of the chest X-ray lesion detection software CXR-AID Part4:In early-stage lung cancer

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  • 胸部X線画像病変検出ソフトウェアCXR-AID の 病態別有用性のパイロットスタディ第4部 ~早期肺癌において~

Description

背景:当院では2022年12月からAI 技術を活用した胸部X線写真の病変検出ソフトウェアであるCXR-AID を導入し,健診や診療で用いている.CXRAIDがどのような使用法が適するかを調査するためにパイロットスタディを行った.方法:診療録を用いてデータを収集し,後ろ向き解析を行った.2023年4月から2024年3月までに当院呼吸器内科で初めて診断された肺癌で,StageⅠ・Ⅱかつ腫瘍径が10mm 以上の22例を解析した.結果:CXR-AID スコアのカットオフ値15点の感度は90.9%であり,腫瘍充実成分径が30mm 未満でCXR-AID スコアが低い例がみられた.ヒートマップ内に肺癌が存在したのは81.8%であり,既存の構造物に隠れて検出されなかった例がみられた.結語:CXR-AID スコア15点以上やヒートマップは早期肺癌への高い感度を示したが,診断に有用かはさらなる研究が必要である.

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