性染色体異常者の手掌紋理における特性

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  • セイ センショクタイ イジョウシャ ノ シュショウ モンリ ニオケル トクセイ
  • Dermatoglyphics in Klinefelter's Syndrome, Super-female and Turner's Syndrome

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説明

Klinefelter症候群10例, Turner症候群5例, Super-female症候群6例, 合計21例の性染色体異常症例を対象とし, (1)指紋, (2)総隆線数, (3)a-b隆線数, (4)atd角, (5)指間紋理, (6)小指球紋, (7)拇指球紋等7つの点について, 手掌紋理を調査し, 他の文献との比較検討を試みた。Klinefelter症候群において, 総隆線数, a-b隆線数, atd角の減少が認められた。これらの結果は他の文献結果とよく一致するものである。各症候群において, 小指球部の紋型の出現率は対照のそれより高い傾向を示した。

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