fMRI賦活部位を線形制約とするプリホワイトニングビームフォーマの脳波律動変動データへの適用

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タイトル別名
  • Application of prewhitening beamformer with linear constraints on fMRI activated regions to reactivities of cortical EEG oscillations
  • fMRI フカツ ブイ オ センケイ セイヤク ト スル プリホワイトニングビームフォーマ ノ ノウハ リツドウ ヘンドウ データ エ ノ テキヨウ

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説明

ヒトの脳活動に関する知見を得るため, 脳波(EEG)の律動の増大(事象関連同期, ERS)や減衰(事象関連脱同期, ERD)に着目することがある.運動およびそのイメージを行った場合, EEGでは運動野, 体性感覚野近傍でERSおよびERDが計測され, 機能的磁気共鳴画像法(fMRI)においても, 主に一次運動野での賦活が計測される.本研究では, 左右手首屈伸運動のEEGおよびfMRI計測データに対し, 線形制約付きプリホワイトニングビームフォーマ(LCPW)を適用してμ律動(8〜13Hz)のERSおよびERDに対応する信号強度変動の検出を行った.その結果, 手首屈伸運動期間中はμ律動のERSおよびERDに対応する検出ピークがそれぞれ同側, 対側に観測された.このことは, LCPWビームフォーマがERS/ERDの信号源推定に適用可能なことを示している.

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