講義への取り組み方とアクティブラーニングへの取り組み方に基づく学生タイプの検討

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タイトル別名
  • Classification of Student Groups Based on Students' Ways of Engagement in Lectures and Active Learning
  • コウギ エ ノ トリ クミカタ ト アクティブラーニング エ ノ トリ クミカタ ニ モトズク ガクセイ タイプ ノ ケントウ

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抄録

講義とアクティブラーニングで構成されるアクティブラーニング型授業の学習成果は, 講義とアクティブラーニングへの双方の学生の取り組み方と関連することが予測される. そこで, 本稿では, 講義への取り組み方とアクティブラーニングへの取り組み方との関連を検討した上で, 講義への取り組み方とアクティブラーニングへの取り組み方に基づく学生タイプを作成し, それぞれの学生タイプの学習の特徴や学習成果の差異を検討することを目的とした. 質問紙調査を実施し, 「講義への取り組み方」尺度と「アクティブラーニング外化」尺度の高・低の組み合わせにより大学生を4つのグループに分類し, それぞれの特徴を分析した. その結果, 講義とアクティブラーニングの双方の得点が高い学生グループが, 汎用的技能の獲得感が最も高いことが明らかになり, 仕事や社会で必要とされる汎用的技能を獲得し, 卒業後の社会生活でも成長ができる可能性があることが示唆された.

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