触法者を親族にもつ子どもに関する研究--児童相談所アンケート調査から見えてくるもの

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Children With Offender Relatives: Findings From a Survey of Child Consultation Offices
  • ショクホウシャ オ シンゾク ニ モツ コドモ ニ カンスル ケンキュウ : ジドウ ソウダンショ アンケート チョウサ カラ ミエテ クル モノ

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抄録

本研究の目的は、触法者を親族にもつ子どもの実態と児童相談所等のかかわりについて明らかにすることである。子どもの3割に問題行動がみられ、4割に心理的課題がみられた。触法者が実母の場合に児童相談所がかかわることが多かった。母親の養育能力をいかに支援し補強して行くかが家族再統合の鍵になることが示唆された。また約半数は告知をしておらず、どのように進めて行くかが今後の課題として挙げられた。

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