空襲の犠牲者・死者を想起する : 「せめて名前だけでも」という語りを通して

書誌事項

タイトル別名
  • クウシュウ ノ ギセイシャ・シシャ オ ソウキスル 「セメテ ナマエ ダケ デモ」 ト イウ カタリ オ トオシテ
  • Kushu no giseisha shisha o sokisuru : "semete namae dake demo" to iu katari o toshite
  • Recollect the victim of the Tokyo air raid : through a voice called "Semete-namae-dakedemo (Only the name at least)"

この論文をさがす

抄録

type:text

1. はじめに : 東京空襲犠牲者・死者の「慰霊」と「追悼」のあいだで 2. 東京空襲犠牲者・死者の氏名を記録する 2.1 東京空襲犠牲者・死者の氏名を記録する市民運動の経緯 (1) 市民運動の立ち上げまで (2) 「東京大空襲犠牲者氏名を記録する・墨田センター」の設立 (3) 「東京空襲犠牲者氏名の記録を求める会」の設立 (4) 東京都による氏名記録の着手と「東京空襲犠牲者遺族会」の結成 2.2 二つの視点 (1) 「体験者」/「遺族」という立場 (2) 「せめて名前だけでも」 3. 空襲の中の〈二人称の死〉 3.1 死を見ること/認めること 3.2 死が認められること : 戸籍の中の空襲犠牲者・死者 3.3 〈二人称の死〉と「せめて名前だけでも」 4. 空襲の中の〈三人称の死〉 4.1 星野さんの東京大空襲体験 (1) 東京大空襲当日(3月10日)の体験 (2) 東京大空襲翌日(3月11日)の体験 (3) 「遺体収容」の体験 4.2 星野さんの東京大空襲体験の中の〈三人称の死〉 4.3 〈三人称の死〉と「せめて名前だけでも」 5. おわりに (1) 二つの立場 (2) 「記憶の場」横網町公園 (3) 残された課題

論文

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ