書誌事項
- タイトル別名
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- ケイチョクガタ ノウセイ マヒ ジ ノ カイソウテキ フクゴウ シゲキ ニ タイスル シチカク ノ エキブブン ハンノウセイ-シゲキ ノ ヘンシンド,サイズ,テイジ ジカン ノ エイキョウ ニ カンスル ヨビテキ ケントウ-
- Sensitiveness to local components of hierarchical compound stimuli: A preliminary study on influence of eccentricity, size,and exposure duration of the stimuli
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抄録
本研究は,階層的複合刺激(global-local 図形)を用いて①刺激の偏心度および②サイズ(視角),③提示時間が脳性まひ児の視知覚に及ぼす影響について,事例を通して予備的に検討した。①は中心から一定の距離にglobal 図形の輪郭を形成するようにlocal 図形が配置される条件(open global 条件)とその中にもlocal 図形が配置される条件(filled global 条件),②は①の両条件についてglobal 図形の視角が5 度の条件(small size 条件)と41.7 度(large size 条件)とした。③は,②について提示時間が1000msec. の条件(long duration 条件)と20msec. の条件(short duration 条件)を設定した。その結果,上記のような条件に依存的な量的偏りとしての易部分反応性が認められた。具体的には,long duration 条件では想定されるとおり,small size 条件に対してlarge size 条件でlocal 優位を示す正答数であった。また,各条件内では, open global 条件よりもfilled global 条件においてよりlocal 優位な正答数を示した。この要因の影響は誤答の内容からも整合的に認めることができた。しかし,刺激提示時間を短くするとfilled global 条件ではあまり変わらなかったが,open global 条件ではsmall size 条件で著明に正答数が低下し,large size 条件で逆に 上昇した。その機序について階層的複合刺激の処理モデルをもとに考察した。脳性まひ児の条件依存的な量的偏りとしての易部分反応性は,主に処理過程における注意配分の偏りによるものと考えられた。
収録刊行物
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- 福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編
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福岡教育大学紀要. 第四分冊, 教職科編 63 115-123, 2014-02-10
福岡教育大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287379291648
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- NII論文ID
- 120006379999
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- NII書誌ID
- AN00215795
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- HANDLE
- 10780/1544
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- NDL書誌ID
- 025330691
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- ISSN
- 02863235
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN