スウェーデン・デンマーク・フィンランドへの交流・研修プログラムの実践報告―北欧の聴覚障害者高等教育と手話環境―

書誌事項

タイトル別名
  • スウェーデン デンマーク フィンランド エノ コウリュウ ケンシュウ プログラム ノ ジッセン ホウコク ホクオウ ノ チョウカク ショウガイシャ コウトウ キョウイク ト シュワ カンキョウ

この論文をさがす

抄録

北欧では手話をろう者の言語として認めるところから、国が、社会が、市民が、聞こえないという感覚障害と向き合っている。その北欧社会では、ろう者の第一言語である手話を用い、聴者の第一言語である音声言語をろう者の第二言語としての書記言語と位置づけて教育するというバイリンガル教育の実践が積み重ねられている。そして様々な社会環境、教育環境の構築という作業も同時に営まれている。 2002年3月と2003年3月に実施した2回の北欧での国際交流・研修プログラムは、北欧諸国の聴覚障害者高等教育機関の視察と共に北欧諸国で生活するろう者やそのろう者と関わる聴者との国際的な交流を通して、その参加者に有益な経験・体験知をもたらした。そのプログラムの概要と成果について報告する。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ