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抄録
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道内の観光牧場などで飼育されていた特用家畜アルパカ(Vicugna pacos)と特用家禽エミュー(Dromaius novaehollandiae)の内外寄生虫を調査した。アルパカの糞便材料ではEimeria 属とIsospora 属のコクシジウム・オーシストが確認された。前者は関東地方で行われた先行研究でも確認されていたが、後者は未確認であった。蠕虫卵としては線虫卵各種が検出され、これも先行研究で得られた知見と重複した。エミューのと殺個体の検査では蠕虫未検出であったが、糞便材料では線虫卵が検出されたので、新鮮な個体を用いた再検査が望まれた。道内で飼育される特用家禽のダチョウでは、ダチョウハジラミStruthioliperus struthionisの濃厚寄生が経験されるが、今回のエミューからは外部寄生虫が見出されなかった。
収録刊行物
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- 北海道獣医師会雑誌
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北海道獣医師会雑誌 60 (9), 427-429, 2016-08
北海道獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287443186432
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- NII論文ID
- 120006456191
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- HANDLE
- 10659/00005390
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles