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- コウレイシャ ノ コツミツド ニ オヨボス ヨウイン ノ ケントウ トクニ タイカク ウンドウリョウ オヨビ キンリョク ノ エイキョウ ニ ツイテ
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P(論文)
高齢者の骨の健康を保つための生活指導に役立つ情報を得る目的で本研究を行った。特に、高齢者の骨密度と、体重やBMI、運動量、そして筋力との関連性につき、これらの項目を定量的に測定し評価することを目的とした。その結果、高齢者では、体重やBMIは骨密度と有意に相関していたが、運動量記録装置で測定した運動量や、レジスタンス・トレーニング・マシンで測定した最大筋力と、骨密度は関係していないことが示された。先行研究結果と同様に、体重やBMIが高い者ほど骨密度が高くなる可能性があることは示されたが、全般的な健康という観点からは、単に体重やBMIを増加させることは勧められない。先行研究結果からは、運動量が多いほど骨密度が高くなる可能性があることが示唆されている。しかし、本研究結果から、高齢者にしばしば勧められる歩行運動などでは不十分な可能性があり、骨に加わる荷重負荷刺激をより多くするためには、運動量のみならず、骨格筋量を増加させるような運動も必要であると考えられた。先行研究結果からは、筋力が高いほど骨密度も高い可能性があることが示唆されているが、本研究結果はこのことを支持しておらず、筋力よりも筋量が重要である可能性が示唆された。また、骨密度、ないしは筋力の測定方法を検討し直す必要があると考えられた。以上の結果から、高齢者の骨の健康のためには、レジスタンス・トレーニングなどによる骨格筋量の増加によって体重を増加させることが有効である可能性が示唆された。
Journal
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- Bulletin of Kawasaki City College of Nursing
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Bulletin of Kawasaki City College of Nursing 9 (1), 9-17, 2004-03-31
川崎 : 川崎市立看護短期大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287488120448
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- NII Article ID
- 110004090157
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- NII Book ID
- AN10571548
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- ISSN
- 13421921
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- NDL BIB ID
- 6995798
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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