MusiCuddleを利用した長調/短調の違いによる感情変化

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説明

シンセサイザのボコーダの機能を利用し,発声をリアルタイムに長調や短調の音楽に変換することによる,気分の変化について調べた.音楽はさらに MusiCuddleというシステムを利用し,ユーザの発声と同じ音高から開始された.実験の結果,気分の変化に関して,短調と長調の和声フレーズの条件の間で,「陽気な」 「悲観した」 に差異が認められた.ここから,憂鬱な気分であっても,自分の発声が強制的に楽しい気分を誘う音楽に変換されると,気分が楽しくなることが示唆された.

identifier:https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/12235

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564287491859968
  • ISSN
    09135685
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10119/12235
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB

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