戦後台湾における高校の道徳教育

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タイトル別名
  • The Moral Education of Taiwan’s High School after World WarⅡ
  • センゴ タイワン ニ オケル コウコウ ノ ドウトク キョウイク

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抄録

本研究は、戦後台湾の高校において、どのような道徳教育が行われたのか、教科書を中心に議論したものである。戦後、三民主義教育が道徳教育に大きく影響を与えたが、しかし、最近は、道徳教育に関わる科目がなくなり、特定の科目ではなく学校活動のあらゆるところで道徳教育を行うことが進められた。これらのことから、台湾においては、道徳教育が科目から外されたことで、学校教育において普段から道徳教育を行うことが意識されている。日本の道徳教育の「教科化」を議論する一環として、戦後台湾の状況を論じた。

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