父親の育児幸福感 育児に対する信念との関係
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- チチオヤ ノ イクジ コウフクカン イクジ ニ タイスル シンネン トノ カンケイ
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本研究は育児している父親の肯定的な情動を「育児幸福感」とし、肯定的な情動を感じる際の事情から、育児幸福感と育児事情の実態を明らかにした。さらに、育児幸福感と育児信念との検討を行った。6歳以下の乳幼児の父親に調査用紙を配布し、Lazarusの理論による7項目の肯定的な情動である安心、希望、愛情、喜び、感謝、同情、誇りについて育児中に感じる頻度を4段階評価した。また、それぞれの情動を感じる育児事情について自由記述を求めた。調査問紙は250名に配布し159名から回収された。結果として父親が育児中に感じる肯定的な情動の中心は、「同情」「誇り」「安心」「希望」であり、ついで「感謝」があげられ、「喜び」「愛情」は少なかった。また、父親の育児中に感じる各情動頻度と各情動事情の記述件数とは必ずしも一致しなかった。育児幸福感を感じる際の育児事情は12項目に分類できた。主とした育児事情は、「子どもの成長・発達・健康」および「子どものしぐさ」などの子どもを中心とした構成であり、その他として「周囲の援助・声かけ・つながり」などであり、子どもや妻に対する感謝や同情としての記述が多く認められた。また、育児に対する信念が今後もかわらないと信じることが育児幸福感とわずかながら関係していた。(著者抄録)
Journal
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- 母性衛生
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母性衛生 48 (4), 559-567, 2008-01
東京 : 日本母性衛生学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287546542464
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- NII Article ID
- 110006548932
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- NII Book ID
- AN0022863X
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- NDL BIB ID
- 9341474
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- ISSN
- 03881512
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- journal article
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- Data Source
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