大学生の心理的居場所感とソーシャルスキルとの関連

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本研究の目的は,心理的居場所感とソーシャルスキルとの関連を明らかにすることであった。 大学新入生262名を対象とし,心理的居場所感尺度,成人用ソーシャルスキル自己評定尺度,自己肯定意識尺度を実施した。その結果,心理的居場所感の「役割感」「被受容感」とソーシャルスキルとの有意な関連が示された。これらの結果から,これまでに関係が構築された重要な他者に対する役割感や被受容感は,個人内で心理的居場所として機能し,その後の新しい人間関係を構築する際に影響を及ぼす可能性が示唆された。

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