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Abstract
本研究では,ピア・エディティング活動において,フィードバック提供者がフィードバックを原稿作成者に与える際に,フィードバックに対する彼らの自信度を示すことにより生じる影響について検証した。調査対象は,英語学習においてピア・エディティング活動の経験がない日本人大学生である。フィードバック提供者のフィードバックに対する自信度を示すクラスと示さないクラスが比較され,フィードバックの量,フィードバックの種類,フィードバックの改訂版における使用率が調査された。データ分析の結果,フィードバックの自信度を示さないクラスのフィードバックの量は,示すクラスの約60%だということが判明した。また,フィードバックの種類は,語彙や表現に関するもの,文法に関するもの,単語の綴りや大文字などの英語ルールに関するものの3種類に大別されることが分かり,どちらのクラスでも文法に関するフィードバックの量が語彙や表現に関するフィードバックの量の約2倍であることが分かった。フィードバックの改訂版における使用率は,フィードバックの自信度を示すクラスが74.3%,示さないクラスが85.7%であった。更に,フィードバックに対する自信度を示すことにより,フィードバック提供者の精神的負担が軽減され自信がないフィードバックも提供されるため,より多くのフィードバックが原稿作成者に提供されることが分かった。そして,そのようなフィードバックはフィードバック提供者と原稿作成者に話し合う機会を与え,それが彼らの言語学習や言語発達につながることが示唆された。
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KJ00007571284
Journal
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- Journal of Ibaraki Christian University. I, Humanities
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Journal of Ibaraki Christian University. I, Humanities 45 79-97, 2011-01-01
日立 : 茨城キリスト教大学
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287571441920
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- NII Article ID
- 110008751307
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- NII Book ID
- AN10587446
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- ISSN
- 13426362
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- NDL BIB ID
- 023432994
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- Text Lang
- en
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles