卵殻破壊強度の測定法についての検討(農学部門)

書誌事項

タイトル別名
  • 卵殻破壊強度の測定法についての検討
  • ランカク ハカイ キョウド ノ ソクテイホウ ニ ツイテ ノ ケントウ
  • Studies on the method for measuring egg shell strength under compressive force (Agriculture)

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説明

実験1∿5において4鶏種より得た1040個の鶏卵について, 材料検査機と富士平式卵殻強度計で長径方向又は短径方向より加圧して, 卵殻破壊強度を測定し, その卵殻の厚さと鶏卵比重との相関係数を求め, 卵殻破壊強度の測定方法について2・3の検討を行なった。卵殻破壊強度は材料検査機の方が高い値を示し, 加圧方向より見れば, 短径方向より加圧した方が低い値を示し, 変動係数も低かった。また, 両機の卵殻破壊強度と卵殻の厚さの間にr=(0.42)^<***>∿(0.84)^<***>, 卵殻破壊強度と鶏卵比重との間にr=0.44∿^<***>(0.74)^<***>の有意な相関が認められた。長径方向より加圧した場合, 富士平式卵殻強度計値X_1と材料検査機の卵殻破壊値Y_1 (kg)の間にY_1 (kg)=0.27+1.12X_1 (r=(0.93)^<***>)また, 短径方向より加圧した場合, 富士平式卵殻強度計X^2と材料検査機の卵殻破壊強度値Y_2(kg)の間にY_2(kg)=-0.22+1.25X_2(r=(0.97)^<***>)が得られた。

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