放射化分析による大気浮遊塵成分元素の粒径分布の測定 (II)(B. 生活科学)

書誌事項

タイトル別名
  • 放射化分析による大気浮遊塵成分元素の粒径分布の測定-2-
  • ホウシャカ ブンセキ ニヨル タイキ フユウ ジンセイブン ゲンソ ノ リュウ
  • Neutron Activation Analysis of Size-separated Airborne Dust Particles (II) (B. LIVING SCIENCE)

この論文をさがす

説明

京都市南区で1975年5月及び1975年11月にアンダーセン・エヤ・サンプラーを用いて粒径を分けて採取した大気浮遊塵の中性子放射化分析を行ない, 成分元素濃度の粒径分布を求めた。更に, その粒径分布の解析から, Al, Sc, Thは同じ粒子の成分元素であること, 又, これらの元素及びZn, Sb, Br, Seはほぼ対数正規分布となるが, V, Cl, Na, Mn, Hg, Cr, Ce, Coは複合的な分布を持つことを示した。更に, 1975年1月に京都市北部で採取した試料についての実験結果と併せ考察して, 大気浮遊塵成分元素の粒径分布のパターンが測定時期及び場所で大きく変化しないことを示した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ