書誌事項
- タイトル別名
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- ジョセイ ロウドウ ト フクシ ノ ハッテン
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説明
福祉と女性とのかかわりを考えるとき、福祉サービス受給者としての立場にある女性と、またそのサービス提供者としての女性、という両側面を指摘することができる。どちらの場合も、歴史的に女性が大きな割合を占めている。しかも両者は複雑な関係性のもとに、切り離すことのできない相互関連性を持っていることがわかる。一方では福祉サービスの受給対象となる立場にあり、自立が不可能で社会的援助を必要としている"社会的弱者"としての女性と、他方では支援を求めている人々に対し、必要な"福祉サービス提供者"としての女性である。福祉サービスを受ける対象者には、男性よりも社会的自立が困難な立場にある女性が圧倒的に多い。また生活維持、介護の担い手としての役割は、従来女性が家族の中で行なってきた。しかし社会環境の変化に伴い、従来家庭の中で遂行されていた役割は、次第に家庭外で、家族以外の人に対し、職業として行なうようになった。その仕事は、あたかも「女性の天職」であるかのように捉えられ、発展してきている。ここでは、女性労働と福祉労働の発展と経緯、家族の福祉ニーズとその社会化、また女性の就労を可能にするための福祉サービスに焦点を当て、考えていきたい。
収録刊行物
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- 経済と社会:東京女子大学社会学会紀要
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経済と社会:東京女子大学社会学会紀要 35 35-56, 2007-03
東京 : 東京女子大学社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287610895872
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- NII論文ID
- 110006607582
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- NII書誌ID
- AN00161572
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- ISSN
- 03864014
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- NDL書誌ID
- 8753733
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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