コラーゲン構成アミノ酸ヒドロキシプロリンの逆相HPLCによる定量分析

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タイトル別名
  • ギジュツ ホウコク コラーゲン コウセイ アミノサン ヒドロキシプロリン ノ ギャクソウ HPLC ニ ヨル テイリョウ ブンセキ
  • Analysis of Hydroxyproline Found in Collagen by Reversed-Phase High-Performance Liquid Chromatography

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説明

ヒドロキシプロリンはコラーゲン構成アミノ酸の約11~14%を占め, コラーゲンにほぼ特異的に存在していることから, コラーゲンの指標として, コラーゲンの酸加水分解物中のヒドロキシプロリンの高性能(高速)液体クロマトグラフィー(HPLC)分析を検討した。ヒドロキシプロリンやプロリンは環状イミノ酸であるので, 酸加水分解アミノ酸試料をo-phthalaldehyde(OPA)で標識後, 未反応のヒドロキシプロリンやプロリンを9-fluorenylmethyl chloroformate(FMOC-Cl)で特異的に標識した。OPA/FMOC標識アミノ酸試料を酢酸緩衝液/アセトニトリル溶離液を用いてODS-逆相クロマトカラムで分離し, FMOC標識ヒドロキシプロリンのみを蛍光検出にて定量分析することが可能となった。

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