書誌事項
- タイトル別名
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- ダカラ ト ソレデ ト ソコデ ノ ツカイワケ
- How to Use Japanese Conjunctions ; dakara, sorede and sokode
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説明
本稿は、日本語学習者にとって難しい「だから」「それで」「そこで」という意味の類似した接続詞\nを取り上げ、どの接続詞を使うとどのような意味に解釈されるのかという観点で、その特徴と違いを\n論じた。まず先行研究で共通して述べられている特徴を整理し、それぞれの接続詞の枠組を規定した。\nその規定と先行研究における用例を基に、実際に学習者が書いた「だから」と「それで」と「そこで」\nの文を分析した。分析結果から、「だから」という接続詞がもたらす意味の効力、「だから」「それで」\n「そこで」に共通する特徴と違い、文の関係、前件・後件にくる内容を具体的に提示した。また、伝\n達される/解釈される意味の観点から「だから」の使い方を規定した。意味が重複する「それで」と\n「そこで」の使い分けについては、それぞれの接続詞を文の中で置き換えることによって検討し、文\nとして成立するための条件と特徴を明示した。
収録刊行物
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- 群馬大学留学生センター論集
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群馬大学留学生センター論集 (6), 1-11, 2006-10
群馬大学留学生センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287616059264
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- NII論文ID
- 120000908507
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- NII書誌ID
- AA11549983
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- ISSN
- 13461605
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- HANDLE
- 10087/3116
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- NDL書誌ID
- 8702657
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles