消費社会論の存立構造 ―Ritzer再魔術化論をめぐる考察―

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  • ショウヒ シャカイロン ノ ソンリツ コウゾウ Ritzer サイマジュツカロン オ メグル コウサツ
  • Structure of Theories of Consumer Society ― Examination of Re-enchantment Theory by Ritzer―

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G.Ritzerは脱魔術化された世界に住む人々を再魔術化する消費の大聖堂が存在すると主張してい\nる。この議論は、なぜ人々がファストフード・レストランのような合理化されたサービスシステムに\n魅了されるのかを説明しようとするもので、一種の消費社会論とよべるものである。彼の議論はいく\nつかの重要な指摘にもかかわらず、誤った前提に基づいている。さらに、消費者の主体性の欠如を問\n題視するタイプの消費社会論が直面せざるを得ない問題にも直面している。本論文は、Ritzerの議論がどこで誤ったかを明らかにするとともに、消費社会論を論じる際の基準\nを設定するやり方について考察するものである。

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