昭和期の真言宗と「喇嘛教」―田中清純を中心に―

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  • The Interaction between Lamaism and Shingon-syu ; based on materials left by Tanaka Seijun

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抄録

Departmental Bulletin Paper

昭和戦時期、すなわち満洲事変から1945(昭和20)年の終戦までの昭和期において、日本の外務省、軍部そして仏教各派が、当時「喇\n教」と呼称されたチベット仏教に対して様々な活動を行っていたことに関しては、現在未調査の部分が大きい。本稿はその中でも、真言宗に注目し、満洲国建国前後に行われた、チベット仏教第二の活仏パンチェンラマとの接触の模様を、中心人物の一人田中清純に焦点をあてて考察する。

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