[調査報告]高知大学派遣留学の現状 : 米国派遣留学英語研修プログラムの提案

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抄録

高知大学の留学生対策の現状は、受け入れ留学生と派遣留学生間の数的アンバランスが著しく、交流提携校への交換留学制度による数少ない派遣留学以外に、全学対象の単位認定を伴う海外英語研修は実施していない。現在、多くの大学が海外英語研修を実施しているが、本学は必修科目としての「大学英語入門」と「英会話」があるものの、卒業後の実社会で使える実用的英語運用能力の育成に十分とは言い難い。総合教育センター修学・留学生支援部門は、2007年3月、米国東部ニューイングランド地方において大学英語教育事情調査を行い、海外英語研修先として相応しい大学及び付属英語教育機関3校を選定して、本学独自の英語研修プログラム実施の可能性を探った。研修実施を打診した米国3校の英語教育カリキュラム内容と、本学の共通教育外国語分野英語カリキュラムとを勘案し、夏期・春期長期休暇期間に実施可能な米国派遣留学英語研修プログラム試案と、単位読み替え可能な英語研修実施案を提言する。

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