大分県宇佐神宮で利用された神輿障子絵の顔料調査

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タイトル別名
  • オオイタケン ウサ ジングウ デ リヨウ サレタ ミコシ ショウジエ ノ ガンリョウ チョウサ
  • A scientific Study of Paintings Used for the Portable Shrine Wall of Usa Shrine in Oita Prefecture

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抄録

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論文

鎌倉、室町期に宇佐神宮で利用された神輿の障子絵に関して、蛍光X 線分析法を用いて顔料を調査した。 本神輿の障子絵は法華経の各品を題材とし、神仏習合を示す貴重な資料である。現存する14面の障子絵のうち10面を対象とした。測定結果から鎌倉、室町期に用いられていた顔料の種別や彩色方法を認めることができたが、緑色、青色顔料は含有する不純物元素に違いがあったことから、材料の違いが示唆される。

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