日中観光の変遷に関する研究:中国人からみる日本の観光資源の魅力を中心に

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タイトル別名
  • ニッチュウ カンコウ ノ ヘンセン ニ カンスル ケンキュウ : チュウゴクジン カラ ミル ニホン ノ カンコウ シゲン ノ ミリョク オ チュウシン ニ
  • Research on the Sightseeing of Japan and China: Center on the Charm of the Tourist Attractions of Japan When Seen by Chinese People

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抄録

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国際観光客 日中観光 国交正常化国民感情

日中観光が正式にスタートしたのは、日本と中国が国交を回復した1972年からである。 昨年は、その国交正常化から40年という節目を迎えた。この40年を振り返ると、1972年から2000年までの約30年間は、主に日本人が訪中する一方通行的な観光形態が大きな特徴であったが、近年では中国経済の著しい発展から中国国民の生活レベルが向上し、国そのものが豊かになったことで、中国人の日本旅行者が増えつつあるのが特徴といえる。本考察は、日中観光の40年間の歩みを振り返りながら、各時期の出来事を観察することによって、日中両国間の観光にどのような影響(プラスとマイナス面)をもたらしたのかを考察したものである。さらに観光による日中の交流が、両国民の感情にどのような影響を及ぼすのかも考察してみた。

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