南アメリカにおける剣道の普及・発展についての一考察:主にエクアドル国の剣道の現状に着眼して

書誌事項

タイトル別名
  • ミナミアメリカ ニ オケル ケンドウ ノ フキュウ ・ ハッテン ニ ツイテ ノ イチ コウサツ : オモニ エクアドルコク ノ ケンドウ ノ ゲンジョウ ニ チャクガン シテ
  • An Investigation of the Spread of KENDO in South America:With Special Reference to the Present Condition of KENDO in Ecuador

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抄録

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活動報告 剣道 剣道の普及・発展 世界剣道連盟 エクアドル 稽古法

本稿は、筆者が2010年2月から一か月間「エクアドル国で剣道の普及・発展(特にナショナルチームの競技力向上)」を目的として青年海外協力隊(JICA)に参加した経験をまとめ外国人(主に南アメリカエクアドル国)が剣道を志す上での基礎的修錬の在り方を実証的に明らかにしたものである。 本派遣後の2010年10月に第一回中南米剣道大会を首都のキトで開催が決定しているだけでなく、世界剣道連盟に加盟申請をしていることから、エクアドル国として剣道競技力向上と普及活動は大切なものとして位置づけられていた。 本事例では、エクアドル国のキト、クエンカの2都市を中心にして日本の伝統文化である剣道を正しく伝えるための活動をおこない、最終日におこなったエクアドル国剣道大会に結び付けていった経緯、ならびにエクアドル国ナショナルチーム強化を進めた結果、世界剣道連盟へ加入を認可され、世界剣道大会に初出場を果たしたまでの取り組みを明示し、剣道のグローバル化に資する一資料として提示する。

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