システムLSI設計の現状と課題

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タイトル別名
  • システム LSI セッケイ ノ ゲンジョウ ト カダイ
  • Present and Future of System LSI's
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システムLSIの課題,すなわち「消費電力の危機」?<,「配線の危機」?<,「複雑さの危機」とそれらに対する解決策について述べる.消費電力を抑えるためには,デバイス,回路,アーキテクチャのレベルからソフトウェアに至るまでの各レベルでの取組みが必要となる.今後は遅延,消費電力,信頼性,製造コスト,TATなど重要な指標が配線によって決まるようになる.その意味で配線問題は重要性が高い.配線間干渉によるノイズや遅延のばらつき,あるいはインダクタンスなど新しい配線問題を解決する設計環境の構築,あるいは設計ガイドラインの設定が急務となっている.複雑さを克服するには階層化,設計資産の共有や再利用が有効である.

Issues and possible solutions to overcome power crisis,interconnection crisis, and complexity crisis in VLSI's are presented.The technologies to reduce the power consumption of LSI's range from software and architecture level to circuit and device level.Delay, reliability, TAT, cost, and power tend to be determined by interconnections in the future.The signal integrity will become an important concern of LSI designers together with IP-based designs.

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